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ステーキやスイーツも販売!冷凍自販機「ど冷えもん」大分県内に初設置|大分|much-on!

ステーキやスイーツも販売!冷凍自販機「ど冷えもん」大分県内に初設置

コロナ禍で苦境にあえぐ飲食店を支えようと、これまでにない自動販売機が日田市に登場しました。異業種から挑戦した食品加工会社代表の思いに迫ります。

JR日田駅近くにある焼き肉店「Hita2989」。地元で親しまれている店ですがコロナ禍による影響で客足の減少が続いています。

(Hita2989・池永生穂代表)
「やっぱり暇ですよね。どうしても時短営業だと夜9時に客に帰ってもらうので少ないです」

こうした飲食店の苦境を打開すべく、日田市内にある人気のキャンプ場「スノーピーク奥日田」である取り組みが始まりました。店頭に並んでいる自動販売機をよく見てみると。

(糸永敦記者)
「こちら一見普通の自動販売機ですが、冷凍のステーキ肉からスイーツまで売られているんです」

冷凍食品を販売する自動販売機、その名も「ど冷えもん」です。「Hita2989」のステーキ肉をはじめ、地元の飲食店イチオシのメニューが並びます。

製造メーカーによるとこれまでアイスを販売する冷凍自販機はありましたが、2021年1月、様々な食品に対応したこの自販機を発売したところ全国の飲食店から注文が殺到。大分県内では初めての設置です。

(梶原食品・梶原和人代表)
「日田市内の飲食店も厳しい状況だったので、何かいいことがないか考えていたら冷凍の自動販売機があることを知り、コロナ禍ならではの販売方法になると思った」

冷凍自販機を設置した梶原和人さんは日田市内で柚子胡椒などの加工食品を製造販売する会社を運営していますが、コロナ禍で苦しむ飲食店の現状をみて異業種に挑戦しました。

(梶原食品・梶原和人代表)
「もともと自動販売機の設置は専門外な面もあり、冷凍自販機は大分県では初めての取り組みで手探りな状態で苦労した」

ではなぜキャンプ場に。こちらの施設ではフードロスの観点などから食材の販売を見合わせていましたが、冷凍であれば長持ちするためニーズが一致したといいます。設置から2週間、既に客からも好評だということです。

(スノーピーク奥日田・安達洸介店長)
「5パックぐらい買っている客もいた。日田に来た時にはこんなにいいものがあることを知ってもらい、より日田を好きになってもらえる自販機になればと思う」

自販機のラインナップには日田ならではのあの商品も。地元の山で採れたイノシシ肉です。日田市産のジビエは専用の処理施設で丁寧にさばかれていきます。その後マイナス30度の温度で瞬間冷凍することで、鮮度を保ったまま長期の保存が可能になります。

冷凍のイノシシ肉は、30分程自然解凍した後に焼くのがおすすめです。

梶原さんは今後、季節に合わせて自販機のラインナップを変えていくほか、テイクアウトに活路を見出す飲食店に対して設置を広げたい考えです。

(梶原食品・梶原和人代表)
「本当にいいものだと思うので、ここに来ればおいしいものがあると思ってもらえると地域もうれしいし、スノーピーク奥日田もこれから盛り上がっていくのでは」

コロナ禍の救世主ともいえる冷凍自販機。逆境に打ち勝つため地域一体となった挑戦が続いています。

情報提供 OBS大分放送
OBSイブニングプラス 2021年9月8日放送分

※上記掲載内容は番組放送時点の情報になります。最新の情報とは異なる可能性がありますので、予めご了承ください。

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