辛さと甘味が一気に押し寄せる!「ちぢみほうれん草のスンドゥブ」|大分|much-on!
辛さと甘味が一気に押し寄せる!「ちぢみほうれん草のスンドゥブ」
大分県内豊後大野市を中心に栽培されている「ちぢみほうれん草」。今回はちぢみほうれん草を使った韓国料理「スンドゥブ」のレシピを紹介します。
厚みのある大きな葉が特徴の「ちぢみほうれん草」。豊後大野市犬飼町の生産者、小野不二夫さんも広さ25アールの畑で露地栽培を行っています。
(JAおおいた ちぢみほうれん草部会・小野不二夫部会長)
「寒さにあてると糖度が増して甘いちぢみほうれん草になっていくので、生でもえぐみがなくて十分サラダ感覚で食べられるちぢみほうれん草になっていると思います」
ちぢみほうれん草は10月上旬から中旬にかけて種をまき、霜がおりて糖度が増した12月から2月末の間に収穫します。
(JAおおいた ちぢみほうれん草部会・小野不二夫部会長)
「いまこの時期は寒いので、鍋料理の時はちぢみほうれん草を後入れして食感を楽しんでもらったら、甘みと同時にうまみが増していくと思います」
今回は、栄養価が高くて甘いちぢみほうれん草を主役としたスンドゥブのレシピを紹介します。
~ちぢみほうれん草のスンドゥブ~
<材料>ちぢみほうれん草…1束 豚バラ肉…100g しめじ…半株 ニンニク…1片 ゼンマイ…10g 長ネギ…1本 卵(お好みで)…1個 鶏ガラスープの素…大さじ1.5 コチュジャン…大さじ3 薄口しょうゆ…大さじ1 ハチミツ…小さじ1
①しめじを小房に分ける。ニンニクはスライスし、長ネギと豚肉は大きめに切る。
②ちぢみほうれん草をざく切りにする。
③ごま油でニンニクを炒め、カットした材料を入れて炒める。
④具材がかぶるくらいの水を入れしっかりと火を通し、ゼンマイと調味料を入れる。
⑤ちぢみほうれん草を生のまま入れる。ちぢみほうれん草に火が通ったら完成。お好みで卵黄とトウガラシを乗せて味わうのもおススメ。
スープのうまみをほうれん草が吸って、ほうれん草がもつ甘みとうまみ、スープの辛みが一気に口に押し寄せます。スープは刺激的なスパイスの辛さが際立ちますが、主役となるほうれん草のうまみがそれを上回り、味も濃くおいしいスンドゥブが完成します。
まだまだ寒いいまの時期にぴったりのちぢみほうれん草のスンドゥブ。ぜひご家庭でお試しください。
check point!
- ほうれん草は栄養価の高い根の部分も具材に使用する!
- ちぢみほうれん草は普通と比べ1.5〜2倍の甘みがあり、下ゆですると甘みとあくが逃げてしまうので生のまま投入する!


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