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脱プラ!麦で作ったストロー|大分|much-on!

脱プラ!麦で作ったストロー

持続可能な社会の実現を目指すSDGs企画をお伝えします。世界的に脱プラスチックの流れが進む中、国東市では身近なあるものを使って自然素材のストローを作る取り組みが始まりました。

子どもたちが使っているストロー。実はこれ「麦」で作ったものなんです。
両子山のふもとに広がる国東市国東町の下成仏地区。この地区に住む宮永英次さんは現在、廃棄されるだけになっている小麦のわらを活用してストローを作るプロジェクトを地域おこしのメンバーとともに立ち上げました。この日は無農薬で育てた小麦を収穫しました。

(麦っこストロープロジェクト・宮永英次代表)
「昔、私たちは麦の殻でイチゴ取りのかごとか蛍かごなどを作ってました。脱プラスチックの流れがありますので、何か転用できないかなと思って今年初めてチャレンジしました」

世界的に深刻な事態になっている海洋プラスチックごみ。毎年およそ800万トンが流出していて2050年には海洋プラごみの重量が魚の重量を超えるという試算もあります。

収穫した麦は乾燥させ、茎の部分を20センチ程度に切ります。この日は地域の高齢者も加勢しました。作業してくれた人にはストロー1本につき1円の工賃が支払われることになっています。

(プロジェクトの参加者)
「安くて簡単に手に入るものばかりの中で、手間がかかるが、そこにあるものを活用することはとても大きな意味があると思う」

(地域の人)
「きつい仕事でもないし、皆で話しながらすれば時間も立つしこれで役に立てば協力したい」

麦ストローは水洗いした後、熱湯消毒し天日干しします。こうした仕事を創造することで高齢者自身の生きがいや世代間を超えた交流の場が生まれ、地域が活気づけばと代表の宮永さんは期待しています。

(麦っこストロープロジェクト・宮永英次代表)
「近所の人がこれがあれやったな、と言いながら作業する。それがひいては地域全体に広がっていければ、地域にもっと活力が生まれる。両子のふもとから脱プラスチックの波が徐々に広がっていけば非常にうれしい」

地域の人が手作りした「麦っこストロー」は7月中旬に発売予定で、現在FAXなどで予約を受け付けています。自然の中で循環する地球にやさしい取り組みが始まっています。

情報提供 OBS大分放送
OBSイブニングプラス 2021年6月22日放送分

※上記掲載内容は番組放送時点の情報になります。最新の情報とは異なる可能性がありますので、予めご了承ください。

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