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空きスペースで新たなビジネス!コロナ禍で生まれた活用術|大分|much-on!

空きスペースで新たなビジネス!コロナ禍で生まれた活用術

新型コロナウイルスの影響でテレワークが広がり、共有の仕事場「コワーキングスペース」が増えている中、こうした自由な空間を活用した新たなビジネスが誕生しています。

大分市を拠点に活動する上村一敬さん、21歳。2022年1月、あるビジネスを立ち上げました。

(フリスペ・上村一敬代表)
「親が16年バーを運営していてコロナ禍で厳しい現状を身近で感じていた。そこでコワーキングスペース化したらおもしろいと思った」

上村さんが立ち上げたのは、昼間に店舗を活用したい夜営業の飲食店と、テレワークなどの場所を探す人をつなげるマッチング事業です。登録者には会員証が発行され加盟店舗を利用できます。

大分市にある「スタンディングバー クロス」。コロナ禍で客足が遠のく中、昼間の店舗活用を歓迎しています。

(従業員)
「昼に店を動かすことによって少しでも売り上げにつなげることができる。このアイデアはすごく助かっています。夜の店を知らない人に昼に来ていただいて店の存在を知ってもらい、今後につなげていきたい」

上の階のラウンジが共有スペースとして開放されていて、1回の利用料は550円。月5000円の定額利用もできます。上村さんによると平均的な利用料より安いということで、全国展開を目指しています。

(フリスペ・上村一敬代表)
「今後リモートが増えるだろうと思っていますし、加盟店を増やして全国のお客さんが大分に来た時や、大分県の人が県外に行った時にフリスペが使える環境を作っていきたい」

杵築市の城下町の一角にある「柳家」。この日は地元の主婦を中心に手打ちそばの店「一心蕎麦」を開店させていました。月1回、自分たちの腕を披露できる場として愛好者の励みにもなっています。

(リーダー 興梠とみ子さん)
「厨房も広いですし、古民家風でそばにぴったり合っている。このシステムがすごく気に入っています」

柳家を運営する長女の小倉倫子さんは、明治4年創業のこの老舗を地域のフリースペースとして開放しています。飲食店を営む両親が高齢のため、毎日店を開けるのが難しくなったことがきっかけでした。

(柳家・小倉倫子さん)
「両親が月に2、3回だったら開けられる。使わない時には、今コロナだけどいつかは店舗を持ちたいという方がたくさんいたので、そういう方々にぜひ使ってもらいたいと思いました」

実際、創業に向けたトライアルを経てこの半年間に4人が起業し、空き店舗を活用して自分の店を持ったということです。広いキッチンや調理器具、食器がそろっている点も利用者に好評です。

(柳家・小倉倫子さん)
「食器も大体20から50程の食器がそろっています。もともと飲食店だったので、昔から使っているものや今風なものなど取りそろえています」

昭和初期に建てられた現在の建物をリニューアルし、宴会場だった2階ではリモート会議をしたり、地下の倉庫ではゆったりくつろげたりとタイプの違うスペースを提供しています。

(柳家・小倉倫子さん)
「コロナ禍でもみんなでそれを乗り越えていこう、楽しみながら協力していこうという場の空気があるように感じます。景観を残して、にぎわいを創り出す拠点にしていきたいと思っています」

情報提供 OBS大分放送
OBSイブニングプラス 2022年2月24日放送分

※上記掲載内容は番組放送時点の情報になります。最新の情報とは異なる可能性がありますので、予めご了承ください。

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