三重総合高校演劇部|九州大会最優秀賞の部活動 優勝目指し夏の全国大会へ|大分|much-on!
三重総合高校演劇部|九州大会最優秀賞の部活動 優勝目指し夏の全国大会へ
創部16年目、部員22人の三重総合高校演劇部。2021年12月に行われた九州高校演劇研究大会で、最高賞となる最優秀賞を初めて受賞。2022年の夏に行われる全国大会に九州代表として出場します。
(2年・佐藤美渚部長)
「普段の自分とは本当に違うことができるので、自分の殻を破れるというのが魅力だと思います。個性的なメンバーがいて、個性がかぶっていないので、いろいろな役にもいきているのかなと思っています」
演劇部は地域での公演活動にも積極的に取り組んでいます。演劇以外に音楽やダンスなどのパフォーマンスも披露しています。部員は18人の演者に加え、照明や音響を担当するメンバーが4人。22人全員でさまざまな物語を創り上げています。
(2年・佐藤美渚部長)
「ダンス、ラップやアコースティックバンド、それに漫才などいろいろなジャンルに挑戦しています」
続いて行われたのは、役と場面設定だけを決めて台詞や動きを役者が即興で考える「エチュード」と呼ばれる練習法です。
(角陽一郎顧問)
「あらかじめ台本があるのではなく『ぱっと人の関係を紡ぐ』という訓練ですから、エチュードは一番大事な練習かなと思っています。ちゃんと人の話を聞くとか受け止める訓練と、それに対して的確に返すという訓練は、舞台のみならずすべてに通じると思っています」
オリジナル作品「ねぇMAMA・・・」の稽古。2021年12月、九州、およそ200校の頂点に立った作品です。4年前から上演し、ブラッシュアップしてきました。
物語は、世の中の仕組みが可視化されてしまった未来の世界が舞台。学校や家庭で子どもたちが必死に生き抜く様を表現しています。
(2年・佐藤美渚部長)
「新しく入ってくる1年生たちとよりクオリティの高い作品をお届けできればいいなと思っています。優勝目指して頑張ります」
部員全員が生き生きと自己表現している演劇部。「心と直接握手をしよう」をテーマに、2022年の夏、全国の舞台に挑みます。


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