大分で朝ラーメン 意外にアリ⁉こってり系でもツルツルいける!|大分|much-on!
大分で朝ラーメン 意外にアリ⁉こってり系でもツルツルいける!
今回はコロナ禍での時短要請をきっかけに活路を見出す飲食店を取材しました。
大分市大在にある「博多ラーメン七萬」。2021年5月、飲食店への時短要請をきっかけに開店時間を午前11時から朝7時に変更し、朝ラーメンの提供を始めました。
(博多ラーメン七萬・伊東駿輝さん)
「当初より2割程来店客が増えて、土曜日は朝から満席になるほど好評です」
朝から営業するスタイルが徐々に広まり、開店からすぐに満席になる日もあるそうです。こだわりのとんこつラーメンは学生や夜勤明けの男性から熱い支持を得ています。
◎ラーメン/480円※朝ラーメンのみの価格
(博多ラーメン七萬・伊東駿輝さん)
「朝時間がないからラーメンを食べていくという人もいる。仕事が終わって至福の一杯で食べる人もいる。朝ラーメンで笑顔になって帰ってほしい」
そして大分市中央町にある大衆酒場「無敵のおやじ」。こちらでもコロナ禍で朝ラーメンが誕生しました。
(無敵のおやじ・佐野正嗣大将)
「たまたま僕もラーメン好きだった。スープの窯を用意して工場の方で一生懸命毎日炊いています。20年以上前に久留米のラーメン屋さんに教えてもらってその味をずっと引き継いでやっている」
酒の提供などの時短要請を受けて2021年7月から朝営業を開始。SNSを通してラーメンの情報を発信し、多いときは午前中だけで70杯以上出る日も。
(来店客)
「朝からラーメンいけますね。1日のスタートが目覚めもスッキリで良いと思います」
「新しい取り組みだなと思いました。ありそうでないような」
「きのうから明日の朝はここに来ると決めていた。こんなにクオリティーの高いラーメンが朝から食べられて幸せです。今から仕事、頑張れます」
夜に〆のメニューとしても好評だったラーメン。朝営業でも多くの人を魅了しています。
◎朝ラーメン/500円※土曜中心、不定期
(無敵のおやじ・佐野正嗣大将)
「コロナ禍で低迷している世の中なのでちょっと楽しいことを。自分もわくわくしたかったし、みんなもそれでおもしろく、朝でも動いてみようかとなるかなと思って」
一方で、大分市向原西にある「せいーじの夜鳴きそば」では、2021年10月から夜ラーメンが登場しています。
(せいーじの夜鳴きそば・平井あゆみさん)
「大将がもともとラーメン屋の経験があって、せっかく店舗があるので夜の部も作ろうかと」
実はこちらの店、もともとは昼の「のり弁専門店」、夜になると「ラーメン店」に変わる2つの顔を持ったユニークな飲食店なんです。夜に提供されるラーメンは毎月味を変えていて、3月は豊のしゃもとあさりベースのスープ。低温でじっくり5時間煮込んだチャーシューと半熟でとろとろの味玉がこだわりの1つです。
◎中華そば全載/1100円
(せいーじの夜鳴きそば・平井あゆみさん)
「インスタグラムに載せて写真を撮ったりする客も多い。いろんな年齢層の方々に食べてほしい」
朝営業に活路を見出す店や二毛作ビジネスを展開する店など、ラーメンを主役にコロナ禍を乗り切る新たな取り組みが広がりを見せています。


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